使う頻度が多くて同じ読み方の言葉でも、意味が違う言葉はたくさんありますよね。そのなかの1つである「以外」と「意外」、あなたもよく目にしたことがあるはずです。
普段のLINEやメールで正しく使えていますか?結構、間違いすぎている人が多いので記事にしました。
当記事では、「以外」と「意外」の正しい使い分けの例文と意味を解説していきます。
「以外」「意外」みんな間違いすぎている

「以外」と「意外」の使い分けで一番多く見られる間違いは、「意外」と使うべき場面に「以外」と書いていることでしょう。
Twitter、LINEのオープンチャット、ネットニュースのコメント、Instagramなど、ありとあらゆる媒体で上記のように間違って使っているのが多く見受けられますね。
逆に、「意外」を「以外」と間違っている人は、打ち間違いまたは書き間違い以外ではあまり見かけません。
「以外」「意外」それぞれの意味
まずは「以外」と「意外」それぞれの意味を知っておきましょう。
「以外」と「意外」、読み方はどちらも「いがい」で同じなのですが、それぞれ別の意味があります。
以外
「以外」は、他の名詞や動詞に付いて、「それを除く物事」「ある範囲の外側」を示します。
要するに「そのほか」という意味になります。
正しい使い分けの例文
○○以外は○○・・・といった使い方をします。
・その課題なら3問目以外なら出来ています
・彼女以外には愛せません
・友人以外の人達の目にはどう写ったのでしょうか
意外
「意外」は、「考えていた状態と全然違っていること」
要するに「思いがけないこと」「予想外」といった意味を指します。
正しい使い分けの例文
・あなたが知らないのは意外ですね
・それって意外に便利ですね
・意外な出会い・出来事
・持っていない人は意外に多い
このように使い分けられます。いずれも「思いがけない」「予想外」といった意味を含んでいますね。
「以外」と「意外」、それぞれの言葉の意味を知ると間違えることはなくなるでしょう。
「意外と」「意外に」どちらが正しいのか?

次は「意外と」と「意外に」という言葉についてです。どちらも使っている人を見ると思いますが、どちらが正しいのでしょうか?
結論から言うと「意外に」のほうが正しいです。
「意外と」は、ややくだけた言い方になります。
「意外に」は、形容動詞「意外だ」の連用形です。古文では、ナリ活用の形容動詞「意外なり」の連用形「に」になります。
現代語でいうと、副詞「意外に」+動詞「あり」で「意外なり」となっています。
「意外と」は副詞にあたり、古文でいうと「意外たり」というタリ活用の形容動詞「意外たり」の連用形「と」になります。
現代語で考えると、副詞「意外と」+動詞「あり」で「意外たり」となっていると考えられます。
古文の文法的に見ると「意外なり(意外に)」が正しいですが、「意外たり(意外と)」も間違っているとは言えない、微妙なところなんですよね。
ですが、確実に言えるのは「意外に」を使っておけば間違いはないということです。
このような言葉は「自然に」と「自然と」、「不思議に」と「不思議と」など、普段なにげなく使っている日常でも多くあります。
まとめ
使う頻度が高い「以外」と「意外」、発音は同じでも意味は異なっています。
以外=そのほか
意外=思いがけない、予想外
「意外」を「以外」と書いている人が多いですが、みんな間違いすぎていますね。
そして、「意外に」と「意外と」なら、ビジネスシーンなどちゃんとしたところで使うなら「意外に」を使ったほうが正解ですね。
まぁ、実際に「意外と」を使ったとしても、それを見て間違っているんじゃないか?などと深く考える人がいるかどうかは置いておくとして。
今回の記事があなたのお役に立てればと思います。

